2020年05月31日

バリアアリー

ブログの初回ということで、私が一番興味を持っている施設「バリアアリー」についてお知らせしたいと思います。
『夢のみずうみ村』と名づけられたデイサービスセンターの話です。
この山口市のセンターの床面積は約三千平方メートルと広大な土地を利用していて、このデイサービスセンターの利用する客は、何をするのも自由なのです。
普通は、一定のメニューがあって、それに利用者が合わせることになっていますが、ここは逆で、利用者に合わせてメニューがあるのです。
入り口ホールには利用者約九十人全員の名前が並んだホワイトボードと百種類近い活動メニューの札。一人一人がその日にしたいメニューを自由に選び、自分の名前の脇に張っていく。「10―11時プール、12時食事、13時水墨画、14時あんま」。そんな具合にメニューを選べます。 勿論、何もしないというメニューもあります。
家に籠もっては駄目、外に出ることで生活のリズムが出来る、外には危険がいっぱいだから、外に出る危険を克服したい施設が必要、バリアだらけの環境がリハビリテーションになるのだと、目的の場所にたどりつくまでに長い階段や急な坂道が至る所にあり、手すりもなかったりする、そんな環境の中で、周りのお年寄り同士が助け合って活動しています。
過保護ではなく、利用者自らがサービスを選択する方法は、本人にとっても楽しい、楽しいからリハビリの効果があがり、物事がプラス側に回転していきます。
リハビリを苦行でやるのではなく、好きなことをやるから、知らないうちに苦痛と感じずにリハビリになります。
この施設を利用している要介護レベル2〜3(中度)の改善率は全国平均を大きく上回っているので、機会があったら社員の皆を連れて研修に行きたいと思っています。


posted by mother at 05:13| Comment(1) | 知っ得 情報